前回は脂肪酸について説明しましたが、今回は実際に食材、調味料としてどんなものを選んだらよいかを考えてみます。
前回までの分類を表にまとめると下のようになります。
これらはそれぞれに体内での働きがあるので、一概に悪いとはいえませんが、採りすぎると健康に良くないものがありますので、ざっくりと説明しておきます。
●飽和脂肪酸
主に動物性の油脂。できれば控えめにした方がよい。
●一価不飽和脂肪酸
オリーブ油が代表的。控える必要はない。
●n-6系
コーン油など一番使われている油脂。積極的には使わない。
●n-3系
昭和初期に比べ摂取量が減っている。積極的にとるべき。
この分類に入っていない油脂がありますが、これについては次回説明します。