先日の台風では各地に被害が出たようです。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
天候の良くない先週末に「不妊カウンセリング学会」が
東京虎ノ門で開かれました。
年2回開かれる学会ですが、ここ6,7年
ほぼ欠かさずに出席しています。
やはりこうした学会に出席するのが最も早く情報を
知るためには欠かせません。
書籍などもたくさんありますが、出版されるまで相当な
時間がかかっていますので新鮮な情報は書籍では
なかなか得られないのですね。
今回の学会では諏訪マタニティークリニック様が
「提供精子による非配偶者間体外受精の実際とカウンセリング」
と題した講演がありました。
無精子症などにより、自分の配偶者との間に子供をもうけることが
できないカップルが配偶者以外から精子を提供してもらう
ことで妊娠・出産を目指す治療です。
実はこの講演にサポート役として参加させていただきました!
どんなサポートをしたかというと・・・
演者と一緒に登壇し、実際にカウンセリングを行った患者さん
の言葉を朗読するというものでした。
患者さんは治療に踏み切るまでにさまざまな苦悩を
体験し、乗り越えてきます。
そうした患者さんの声を朗読という形でみなさんにお伝えさせて
いただいたのですが、患者さんご本人、そしてご家族が
これほどまでに苦悩されているということを、初めて知る
ことができ、私自身とても得ることの多い体験を
させていただきました。