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【症例56】漢方開始1カ月で妊娠

Iさん、31歳 会社員(埼玉県滑川町)

Iさんは結婚して2年目。半年前から不妊治療を開始しました。
排卵誘発剤を使いタイミング法をしていますがなかなか結果が出ません。人工受精にステップアップした方がよいかどうか悩んでいて、生理が来るたびに落ち込んでしまいます。
ご主人は人工受精や体外受精に抵抗感があり、できるだけ自然に授かりたいと思っていらっしゃいます。

ご本人は多のう胞性卵巣症候群の疑いがあり、排卵障害の可能性があるとお医者さんに言われたそうです。卵管には異常はないものの、フーナーテストの結果が良くありません。
体調では生理痛がひどく、冷えがあります。
基礎体温表をみると、ガタガタしてはいるものの低温、高温がハッキリしていてそれほど悪い感じではありません。

漢方的にみてもそれほど大きくバランスが乱れている様子もありませんでしたので、基本的な体を整える漢方を2種類併用していただきました。

初めて来店して間もなく受診したところ、内膜が薄く、卵が育ちが良くないと言われ、ご主人も「人工受精ならやってもよい」という気持ちになったそうです。

漢方開始以来、Iさんはお薬をしっかり服用し、アドバイスした運動や食事療法を一生懸命続けていました。
そうして3週間ほど経った時にご主人もその気になってくれていることもあり、決心して人工受精をなさいました。
さらに2週間後・・・なんと妊娠なさったのです!

人工受精自体はそれほど妊娠率の高くない方法で、1回で成功することの方が少ないのですが、初めてのチャレンジで成功しうれしさももちろんありましたが、ビックリ感の方が大きかったそうです。

結局、漢方を始めて約1ヶ月で妊娠され、今も漢方は続けています。
まずは安定期になるまで毎週ドキドキしながら生活を送っているということです!

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