S.T様 36歳 女性 中野区
Sさんは結婚を間近に控え、ブライダルチェックをしたところ思いもよらぬ事実を医師から伝えられショックを受けてしまいました。
卵胞刺激ホルモン(FSH)が24、抗ミューラー管ホルモン(AMH)が0.1以下で正常妊娠は厳しく、即刻最先端不妊治療を受けるようすすめられたというのです。
FSHというのは脳の下垂体というところから出るホルモンで卵巣を刺激し、卵胞の発育を促進します。卵巣が元気に働いていれば少しの量の分泌で済むのですが、卵巣の働きが悪い場合などは大量に分泌されます。生理3日目あたりのFSHが10以下であれば卵巣に問題はなく、卵胞の発育には支障ない状態といえます。
閉経に近い方などはFSHが24あるいはそれ以上の数値となります。
またAMHは卵巣の中にどれくらい卵子があるかを表す目安です。この数値が0に近いほど残りが少ないことを示し、今後の治療をどのようにすすめたらよいかのひとつの情報となります。
今回Sさんは年齢の割にFSH、AMHともに妊娠を考えた場合、医師が言うようによろしくない数字です。
そうは言ってもこれらの数値が改善する方もいるし、改善せずとも妊娠・出産される方もいることを告げ、あきらめることはないと申し上げました。
体調を伺うと不眠、冷え、アレルギー、精神的な不安定感などさまざまな不調を訴えられていました。
体質を総合的に整理し、漢方薬をお選びし、その日から早速始めていただきました。
1ヶ月もするとお肌や髪の毛がツヤツヤになってきて、生理前のイライラもなくなったということ。
さらに6カ月服用していただいた時点で再度血液検査をしました。
するとFSHが6.4まで改善していたのです。
これを聞きSさんは涙が出るほど嬉しかったということです!また、ご主人様もとても喜んでくれて「これも漢方のおかげだから続けなければいけない」と言ってくれたそうです。
毎日忘れずに漢方を服用し、養生にも気をつけたSさんの努力も大きな要因となりました。
このまま続けて行かれればきっとよい結果が訪れますよ!