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【子宝養生37】紫外線は妊娠の味方?!

女性のみなさんはできるだけ日焼けしないよう、日に当たらないようにと気を付けているのではないでしょうか。

でもその行為が妊娠から遠ざけているかもしれません。

日光に当たると皮膚でビタミンDが作られます。ビタミンDはカルシウムが骨になるのを手助けするビタミンとして知られていますが、実は卵子の成長や受精卵の着床に関係するビタミンでもあることがわかってきました。

妊娠を希望する女性の血液を検査すると、このビタミンDの値が低い方が多いそうです。
その理由のひとつとして日光に当たる時間が圧倒的に少ないことが挙げられます。

お仕事中はほとんど室内で過ごし日光にほとんど当たりません。また通勤やお買い物する際も日焼け止めクリームを塗ったり、アームカバーをしたり、日傘をさしたり、日光を遠ざけるよう工夫を凝らしています。

これは日光に当たることのマイナス面にだけフォーカスしたテレビ番組やネット情報が垂れ流されている結果ではないでしょうか。

それらが全て間違いというワケではありませんが、ことさら大げさに面白おかしく伝えられていることが気になります。

でも安心してください!
ビタミンDはお食事からも補給できます。

例えば
・しらうお(乾燥)
・煮干し
・干しシイタケ
・キクラゲ
などに多く含まれますので、これらを意識的に食事に取り入れましょう。

さらに、お顔は日焼け止めを塗ったとしても、腕やひざ下などは日に当たる機会を作ってみてはいかがですか。
体表の10%を30分直射日光に当てると800IUのビタミンDができるそうです。

ちなみに1日のビタミンD摂取量は500~1000IUを目安にとったらよいかと思います。
毎日ごはんにジャコをふりかけ替わりにのせて食べていただくのがおすすめです!

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