当院に通われている患者様は、ご夫婦間の関係性も様々。治療に協力的なご主人も、「自分は大丈夫」と、病院にもなかなか行ってくれない、不妊治療に理解が無い、、と悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
女性から男性、男性から見た女性の気持ち、お互いが支えになるようなコミュニケーションが理想かと思います。
ご夫婦間のコミュニケーションについて研究されている方のお話を伺ってきましたので、ご紹介させていただきます。(ご本人もどうぞ拡散してくださいと仰っていらっしゃいました)
話をしてくださったのはご自身も不妊治療を6年間経験し、コミュニケーションの講師として働いている鈴木早苗さんです。
鈴木さんの専門は、アサーティブ・コミュニケーション(自分も相手も大切にしたコミュニケーション)です。講師歴は15年。企業や病院で研修や講義を担当しています。
鈴木さんは、ご自身がコミュニケーションの専門家にも関わらず、ご自身が不妊治療をしていた頃、「身もだえするほど苦しんだ」そうです。
不妊治療がテーマになると、コミュニケーションのハードルがめちゃくちゃ上がる!
なぜなら、当事者の自己肯定感が治療を重ねるごとにどんどん削られていくから。。
今、不妊治療中のコミュニケーションに特化した情報発信を行っています。
不妊治療中の気持ちの持ち方や、男性を否定するのではなく、ご自身の体験も踏まえながら、専門家としての知識を合わせてご夫婦間でどんなコミュニケーションが必要なのかの情報を配信していますので、よろしければ、参考になさってください。
鈴木早苗さん(ハンドルネーム:さな吉さん)のブログ
こころが軽くなる不妊治療中のコミュニケーション
https://funin-communication.com/
この中に様々な記事が幅広く入っています。
一部のリンクを載せておきます。ご自身に役立ちそうな内容をぜひご覧になってみてください。
「不妊治療、夫に知ってもらいたい事」
「不妊治療はなぜこんなに苦しいのか」
不妊治療の相談は、人に話しにくいデリケートな問題ですし、自分の心とどう向き合ってよいのか分からなくなることもあるかと思います。
日々のお気持ちを少しでも楽にお過ごしいただけたらと思います。