第49回 不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座に参加してきました。
今回の養成講座の内容は生殖医療の基礎知識をはじめ、昨年改正されたWHO精液検査マニュアルについて、不育症についての詳しい解説がありました。
またカウンセリングにおいては基礎以外にも、今までにはない性暴力や男尊女卑社会にポイントをおいたカウンセリングの解説が行われました。
そして「明日の生殖医療」という視点からは、AYA世代のガン患者の妊孕性温存の支援、提供精子を用いた生殖医療の現状と課題というテーマでした。
生殖医療の保険適用も始まり、今後それをきっかけに生殖医療を受ける方は更に増えていくことでしょう。
まだ法整備も追いつかず倫理的な様々な問題が課題になってきます。
今回の講座でも今までにない視点からの講義が多かったように思います。
この養成講座でも基礎知識だけではなく幅広く、多岐にわたる知識を身につけることが必要になってきそうです。