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【症例30】半分あきらめていたのに・・・感激!

M.Sさん 40歳 女性(埼玉県本庄市)

39歳で結婚、すぐにでも子供がほしいが自分の年齢を考えるともうダメかも、と半分あきらめながら1年の間に3軒の病院を代えながら治療を続けてきましたが、子宝を授かることができませんでした。卵管は癒着している可能性があり、ヒューナーテストもあまりよくありませんでした。
時間だけが過ぎ去り、年齢と検査結果が気になり、とても不安な毎日を過ごされていたそうです。

インターネットで不妊治療について調べているうちに当薬局のホームページで漢方のことを知り、これを頼るしかないという思いでメールで相談の予約を入れてくれたようです。

Mさんはとても明るく、ハキハキとお話をされる方なのですが、いろいろとお聞きするうちに涙ぐまれ、ことばにつまってしまいました。人前ではつとめて明るくふるまっているけれど、胸の中では焦りと不安がつのっていたのです。
冷えやむくみなどもありましたが、基礎体温表は比較的きれいな形をしていましたので、まずは周期調節法で心と体のバランスを整えることにしました。
漢方を飲み始めて2ヶ月、便秘が改善し、少なかった生理の量が増え、短くなっていた周期も28日に延びてきました。
途中、何回かお薬を変え、さらに4ヶ月ほど経った頃、相談のため来局したMさんの基礎体温表は28日目を超えた頃から一層高くなり高温を保っています。
「これはもしかして! 妊娠検査しましたか?」と聞くとMさんは
「私ももしかして、と思ったのですが、そんなはずはない、という気持ちと怖いような気持でまだ検査してないんです・・・」と

家に帰り早速検査をしてもらったところ
「先生!印が出ました!」
と涙声で報告してくれました!
翌日病院へ行き、調べてもらうとやはり「妊娠」!
やっと自分の妊娠を信じることができたということです。

今、当薬局で不妊相談されている方の半数以上は40歳以上です。
医学的には年齢が上がるにつれ妊娠は難しくなるというのが定説ですが、だからといってあきらめることはありません。妊娠する力を高めてゆけば40歳を過ぎていても十分に可能性はあるのですから!

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