T.Mさん　35歳　女性（埼玉県秩父市）

Tさんのお友達がやはり当店の子宝相談で妊娠なさったのを聞いてTさんも相談にみえました。

Tさんは結婚して6年、当初から避妊もしていなかったのですがなかなか子宝が授かりませんでした。不妊治療にも通い、人工授精、体外受精を5，6回ずつ行いました。最後の体外受精で妊娠されたのですが、残念なことに流産してしまったそうです。

これほど治療してもなかかなできず、やっとの思いで妊娠できても流産してしまって、このまま病院で治療を続けていてうまくいくのか、と不安ばかりが募っていたところで友達に当店のことを聞き、「これしかない！」と直感したそうです。

検査では子宮内膜は厚い方ではなく、子宮後屈はあるけれどいずれも妊娠には影響ないと言われていました。また、ご主人も検査では異常はありません。

ただし漢方の見方でTさんのご様子をうかがうと、生理痛がひどく、血の塊が毎回でていました。肩こりや立ちくらみ、寝つきが悪く、夢が多いなど、いろいろと体のアンバランスが見つかりました。

早速、漢方薬を始め、食事や入浴、運動などにも気をつけてもらいました。

2か月ほどしっかり漢方を服用していただいた時点で、また体外受精にチャレンジしたいというご夫婦の希望があったので病院での治療を再スタートしてもらいました。

移植の日程が決まり、移植の周期には今までとは異なる漢方に変更しました。
すると再スタートして初めての体外受精で妊娠なさったのです！

Tさんは流産経験があるので妊娠後は漢方薬を変更し、服用を続けてもらいました。

おめでとうTさん！出産までしっかりケアしてゆきましょうね。

P.S
Tさんのように「検査で異常なし」というケースはたくさんありますが実はこれが「問題」です。
正確に言うと「異常がない」のではなく、「現在の検査技術では異常を見つけることができなかった」ということなのです。「自分には問題はない」と思いこみ、漢方的に見ればアンバランスがあるのに、そのまま長く放置してしてしまい、妊娠が遅れてしまうケースが多くなるのは非常に残念なことです。