K.Mさん 32歳 女性
結婚されて一年ほどが経ち、その間妊娠されたものの残念なことに流産してしまい、タイミングを医師に見てもらってはいるけれど半年以上結果が出ず、悩んだ末いろいろと妊娠できる方法を調べ、当店にいらっしゃいました。
卵管造影など一通りの検査では異常はないのですが、医師から「卵胞の形が悪い」「黄体の力が弱い」と言われたことがあり、そのこともかなり気にされていらっしゃいました。
Kさんは冷え症で、基礎体温表を見ると高温期の体温が不安定な状態です。拝見すると高温期だけでなく低温期を含め全体的にギザギザで安定していませんでした。
お食事には気を付けてはいるということですが、帰宅が遅く夕飯はいつも10時すぎになっていました。また肩こりには常に悩まされていました。
このように検査上は異常は見当たらないものの、東洋医学的な見方では相当なアンバランスがあることがわかりました。
早速働きの異なる3種の漢方を組み合わせ服用を開始していただきました。
同時にお食事や生活スタイルの見直しも行いました。
定期的にご様子を聞かせていただきながら漢方薬の調整を行い、初来店から4か月が経とうとするころ、ご本人からお電話があり、妊娠検査薬で陽性が出たので受診したところ、胎嚢確認できたというではありませんか!
Kさんも私も電話口で喜びあったのでした!
そしてしばらく経ったある日、Kさんから元気な赤ちゃんを出産できた、とお葉書をいただき、そこには赤ちゃんのいる生活のすばらしさがつづられていました。