Kさん、37歳、看護師(埼玉県行田市)
初めてKさんが来店されたのは平成23年5月。当時はまだ結婚されておらず、看護師さんとして忙しく勤務していました。
いちばんお困りの症状は子宮内膜症による生理痛ということでした。生理のたびに鎮痛剤を飲まないと治まらず、医師からはピル(ホルモン剤)で治療することをすすめられたが、ご本人の希望としてはホルモン剤では本質的な治療にはならないため、漢方での体質改善をしたいとのことです。
その他の症状としては排卵痛、子宮筋腫、冷え、食欲不振、生理前のイライラや落ち込み、などがありました。
早速漢方薬を始めていただいたところ、翌月の生理では痛みはほとんどなく、鎮痛剤も飲まずに過ごせたのです。
Kさんは本当にしっかりと漢方薬をお飲みになり、食事や寝る時間などの養生もきちんと守っていらっしゃいました。
ある時期、仕事が非常に忙しくなり、ストレスもかなりたまっていたようで顔面神経麻痺となってしまいましたが、これは当院で鍼灸治療を受けてもらい改善。
そんなある日、Kさんは男性と一緒に来店され、近々結婚するというではありませんか!
お子さんもすぐにでも欲しいということなので、早速妊娠に向けての漢方薬に処方を変更しました。
タイミングをみてもらうため病院に受診した際には卵も良い形で、内膜も厚くなっているということで、とても喜んでいらっしゃいました。
また、子宮内膜症の状態を診てもらったところ、全く無くなっていると言われ、これには本当にびっくりしたそうです!
ご本人の希望で、子宝鍼灸治療も漢方と併用して受けたいということで開始しました。1カ月が過ぎたころになかなか生理が来ないので受診したところ妊娠反応が出たのです!
来店した時、妊娠できたことに涙をポロポロ流しながら喜んでくれたKさんがとても印象的でした。
結婚前からのKさんのご様子をみているだけに、私たちの喜びもひとしおですね!