こんなお悩みはありませんか?
・顔の湿疹で人前に出るのがつらい
・かゆくて夜も眠れない
・勉強や仕事に集中できない
・自分に自信が持てず恋愛ができない
・強い薬を塗り続けていることに不安
・遺伝するのではと思い妊娠にも消極的
つまり体調、臓器の状態、普段の生活などが皮膚に症状となって現れるということです。
症状が現れること自体は喜ばしいことではありませんが、体の不調を「症状という注意信号」という形で教えてくれている、と思うとある意味ありがたいことだと思いませんか?そんな注意信号を見逃さず、根本からの解決のきっかけにしましょう。
皮膚病は赤い、かゆい、ジュクジュクしている、カサつく、など自分で目に見える症状ということもあり、かゆみ止め、赤み止めの軟膏やクリームなどで皮膚への対処が中心となります。もちろん突発的な皮膚炎などはそれだけで治ってしまうこともあるでしょう。しかし慢性湿疹の場合には飲み薬を処方されたり、検査をしても異常がないことも多く、それ以上の治療法もなく漫然と塗り薬を塗り続けることも珍しくありません。
このように皮膚病は一般に思われているよりも、ご当人にとっては非常につらい病気であり、場合によっては日常生活に大変な支障をきたしているケースも少なくありません。また、皮膚病は「命にかかわる病気ではないから」「気にしすぎ」などと周囲にその苦痛を理解されないことも多く、そうしたこともさらに辛さを増す要因になっています。
「皮膚は内臓の鏡」という言葉が示す通り、内臓の不調が皮膚に現れていると升屋では考えます。ではなぜ内臓に不調が起こるのでしょうか?不調が起こるといっても病気というほどの状態であるとは限りません。例えば慢性的に疲れがたまりジンマシンが起こることもありますが、こんな時は検査では異常はみられないことが多い。
このように日常的、継続的にさまざまな身体や心への小さな負担がたまりつづけ、それがマックスになったときに皮膚の症状となって現れるのです。身体や心への負担とは体質に合わない食事、冷え、疲れ、ストレス、運動不足、夜更かしなどなど、生活の中の全ての事柄が要因となります。それがさらに抵抗力、自然治癒力を低下させて病気を治りにくくさせます。
第一に取り組むべきは、毎日の生活の中で特に何が負担になっているのかを探り、生活スタイルを改善していただくことです。「特に負担になっていることはない」という方の場合、単に気づいていないだけ、ということも多いので、そんな方ほどご相談いただく必要があります。
第二に、内臓の不調によって生じた老廃物、炎症を処理する漢方薬、治癒力を高める漢方薬、臓腑に活力を与える漢方薬などを利用しつつ、積極的に体質の改善を行います。どんな漢方がよいかは人により異なりますので、詳しくご様子をうかがい適確な漢方薬の選択をいたします。
かゆい、痛いなど自分で感じることができる症状は、氷山に例えると海面上に現れているほんの一部分です。海面下の見えない部分は症状を引き起こしている原因と考えてください。原因である海面下の割合の方が海面上に比べ何十倍、何百倍の大きさになります。症状だけを一時的に抑えても、原因が解決されない限りまた海面上に現れます。
この原因を解決する方法はあるのだけれど、どうしてもある程度時間が必要になります。ですから体質改善、生活改善にあたっては、時間をかけてでも、あきらめずにじっくり取り組むお気持ちで始めてください。