不眠

不眠

不眠
不眠症とは、入眠困難、早期覚醒、熟睡障害およびまったく眠れないなどを主症状とする病症です。

 

漢方における原因

  1. ストレスや激怒など精神活動の変化による不眠
  2. 加齢、心身耗弱などによる不眠
  3. 食生活の不摂生
  4. 過度の思慮や心労による心神不安

 

よく使う漢方

・酸棗仁湯(さんそうにんとう)

・帰脾湯(きひとう)

・竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

 

養生法

不眠は精神心理的素因や生活環境と関係が深い疾患です。その治療は完全に薬に頼っては難しい場合もあります。精神面のコントロールや生活環境改善のための養生が大切です。1.ストレスや怒りなど激しい感情変化を避ける。気功や呼吸法などは精神活動の安定に有効です。

  1. ストレスや怒りなど激しい感情変化を避ける。気功や呼吸法などは精神活動の安定に有効です。
  2. 就寝前に酒・濃い茶・コーヒーなどの飲み物は禁止する。
  3. 食事、特に夕食は控え目にする。また、辛い食べ物など刺激性の飲食物は避ける。
  4. 適度の運動(例えば散歩・太極拳・気功など)は睡眠に良いが、寝る前の激しい運動は良くない。
  5. 寝室の室温や明るさなどの調節も重要です。

 

※適する漢方は一人ひとり異なります。上記症状でお悩みの方は升屋栄貫堂までご相談ください。