痴呆

痴呆


主な症状は記憶・判断・計算・認識・分析の能力の減退とともに、性格・人格の変化などがあります。病位は脳にありますが、その発症は心・脾・肝・腎臓と密接な関係があります。

 

漢方における原因

  1. 過度の思慮などにより気血を消耗して脳を養えなくなることで痴呆になります。
  2. 老化などにより腎精が不足し脳を十分に栄養できなくなると痴呆になります。
  3. 過度な思慮や食生活の不摂生などにより、胃腸機能が弱くなると痴呆につながります
  4. 頭部外傷や精神的ストレス、あるいは老化や過労が原因で脳の血流が悪くなり、脳が栄養を充分に得られず痴呆になります。

 

よく使う漢方

・加味帰脾湯(かみきひとう)

・六味丸(ろくみがん)

 

※適する漢方は一人ひとり異なります。上記症状でお悩みの方は升屋栄貫堂までご相談ください。