みなさん、食べると身体に良い油、悪い油があることをご存知ですか?
私たちが油を食べると身体の中に吸収され、いろんな働きをします。それが油の種類によって良い働きをしたり、悪い働きをしたりするということです。
(ここでは身体の中の油を脂質と呼びます)
身体を作っている栄養素の割合を見てみると
・水分 50~70%
・たんぱく質 15~20%
・脂質 13~20%
・その他
このように脂質が大きな割合を占めています。
ですからこの脂質の大本が良い油なのか、悪い油なのかによって、健康状態に影響を与えることは容易に考えられます。
では身体の中で脂質はどんな働きをするか
・細胞膜、血管膜、神経膜の材料
・体温を保ち、身体を衝撃から守る
・肌、髪の乾燥を防ぎ、保護する
・性ホルモン、血液凝固、免疫関連物質の材料
・エネルギー源
などです。
油というと、肥満、コレステロール、動脈硬化など健康に悪いというイメージを持っている方も多くいますが、油は身体を健康に保つために必要なものなのです。 しかし、摂取する油の種類を間違えると大変なことになりますよ。
次回からさらに詳しく解説します。