血(けつ)は、身体の中に入ってきた栄養を臓器や組織に運び、さらに潤します。
血が体中をめぐり栄養が行きわたることで身体は正常に働くことができます。このように身体の成分の中でもとても大事なのが血ですが、日常生活の色々な因子からこの血の巡りが悪くなってしまうことがあります。
血の滞りがひどくなると於血という状態になり身体に悪影響を及ぼすようになります。
於血の症状は、肩こり、頭痛、物忘れ、イライラ、冷え、婦人科疾患(不妊、子宮内膜症、子宮筋腫、月経痛)等があります。
於血証の人は身体の巡りをよくすることが大事なので適度な運動や湯舟に浸かるなどして血が巡りやすいようにしましょう。
於血症の巡りを良くする食品は、ねぎ、唐辛子、大豆製品も良いです。
ツボは血海(膝のお皿から指3本分上の内側)、三陰交(内くるぶしから指三本分上)にお灸をしたり軽く揉んだりするのもおすすめです。