Q&A
よくいただくご質問をまとめてみました。
- Q)妊娠のための体質改善とはどんなことをするの?
- Q)今、生理中ですが漢方はいつから始めたら?
- Q)病院で不妊治療してるけど、漢方を服用しても大丈夫?
- Q)精子に問題がみつかったのだけれど、男性の漢方もあるの?
- Q)漢方はどれくらいの期間続けたらいいの?
- Q)費用はどれくらいかかるの?
- Q)遠くで通えないけどどうしたら・・・
- Q)漢方ってまずい味ってイメージだけど続けられるかしら?
- Q)主人(妻)も一緒に行った方が良いですか?
- Q)漢方を飲むこと以外の注意はある?
- Q)妊娠したら漢方薬は中止するの?
- Q)産後、授乳中は漢方薬は飲んだ方がいい?
- Q)漢方を始めようか、どうしようか迷っている・・・
- Q)漢方を始めたいけど、どうしたらよいですか?
- Q)漢方薬の原料(材料)は何ですか?
- Q)中国で製造された漢方薬は安全ですか?
- Q)鍼灸治療と併用して大丈夫ですか?
- Q)基礎体温表がないと相談できないのですか?
Q)妊娠のための体質改善とはどんなことをするの?
A)基本的には、次の2つのことをしていただくことにより「妊娠しやすい体づくり」をしてゆきます。1)お選びした漢方薬やサプリメントを毎日飲む。 2)お伝えした生活上の注意を守る。
1)の漢方薬やサプリメントは人(体質)によって異なるものになります。極端に言うとなかなか赤ちゃんができにくいという方が10人いたとしたら、10人全員が違うお薬になることもあるということです。 どんな漢方薬やサプリメントがいいのかを決めるためには詳しくお話しを伺ったり、基礎体温表を拝見したり、舌や脈をみたりします。 2)の生活上の注意はとても大事です。現代人は、自分では体に悪いことはしていないつもりでも、「気づかない」うちに体の負担になることをしていることが非常に多くあります。「気づかない」ということが何よりも困った事、そして怖いことなのです。 そのような負(マイナス)の積み重ねを毎日続けていると、卵巣、子宮、脳といった妊娠のための重要な器官が正常に働けなくなってしまいます。Q)今、生理中ですが漢方はいつから始めたら?
A)漢方の場合は生理中、低温期、排卵期、高温期、いつからはじめても大丈夫です。 しいて言えば、良い結果を得るためにはできるだけ早く始めることです。その理由は”卵子”は時間が経てば経つほど”老化する”からです。 年齢が高くなってからでも漢方を利用するメリットは十分にありますが、早く始めればそれだけ卵子に力が残っていますから、漢方も効きやすくなります。 実際来店されるのは結婚して数年経つが、また、治療してもなかなかできない、という方が多いのですが、将来「子供が欲しいな」という方は、結婚前から、あるいは結婚したらすぐにでも漢方を始めることをおすすめします。Q)病院で不妊治療してるけど、漢方を服用しても大丈夫?
A)大丈夫です。 漢方薬が不妊治療にマイナスになるという公の報告や、そうした根拠を示す実験や研究発表はありません。 むしろ何回も体外受精、顕微受精をしてうまくいかない方が、漢方を開始して自然妊娠できたという例、再度治療を開始したらすぐに妊娠したという例は数多くあります。当店でもほぼ8割の方は病院・クリニックでの治療と並行して漢方を利用されています。 漢方というのは体のバランスを整え、土台を作る方法です。土台作りをしておくことで、病院の治療がスムーズに進むことが期待できます。Q)精子に問題がみつかったのだけれど、男性の漢方もあるの?
A)はい、あります。 男性側に問題のあるケースはたくさんあります(男性不妊の原因参照)。この場合、元気で正常な精子を作る力がなくなるような体のアンバランスが生じています。そこでそのバランスを整えることが男性不妊の改善につながるのです。Q)漢方はどれくらいの期間続けたらいいの?
A)漢方を開始してすぐに妊娠される方、1~2年服用して妊娠される方など、人によりさまざまです。 ちなみに病院で不妊治療を開始し妊娠するまでの治療期間は平均25カ月。一方、升屋栄貫堂薬局に通い始め妊娠した方の漢方服用期間は平均約6カ月です。 次の質問「費用はどれくらいかかる?」も参考になさってください。Q)費用はどれくらいかかる?
A)体質により選択する漢方薬、サプリメントなどが異なりますのでお一人おひとり費用は異なります。一般的に漢方は費用が高い、時間がかかるなどと思われがちですが、次のデータをご覧になると正しくご理解いただけると思います。 また費用について検討する際は次の点に気をつけてください。 ●1回(または1カ月分)の費用で判断しない。 ●治療を始めてから妊娠するまでのトータルで考える。 ●病院治療と比較して考える。赤ちゃんがなかなかできないな、といった場合まずは病院に検査や治療に通い始める方がほとんどです。病院治療の場合、妊娠するまでの治療期間は平均25カ月です。さらに治療費総額はなんと平均140万円にも及びます。
一方、升屋栄貫堂薬局に通い始め妊娠した方の漢方服用期間は平均約6カ月間。また漢方費用総額は平均約20万2千円です。
「病院治療すればすぐに妊娠できる」「病院だから安い」というイメージを持たれている方も多いのですが、きちんとデータを比較してみると期間、費用面での違いがはっきりおわかりいただけたと思います。
また、漢方で「妊娠しやすい体づくり」をすることで体外受精、顕微授精の回数を減らせたなら、妊娠までにかかるトータルの費用が大幅に節約できるということもぜひ考慮いただきたい点です。
※升屋栄貫堂薬局のデータは、漢方薬を服用し妊娠した108例を集計したもの。 ※全国平均のデータは株式会社バズラボによる、不妊治療により妊娠した26~46歳女性へのインターネット調査